税理士が顧問先から問い合わせがくるホームページを作る方法

僕は税理士を開業してから9年が経った。
開業時の顧問先はたったの2件で、初月の売上は6万円程度だった。

そこから、4年ほどで200件まで顧問先を増やすことに成功し、
現在は、売上のコントロールをしているので顧問先を増やすことはしていないが、毎月コンスタントにホームページからの問い合わせは来ている。

そこで、問い合わせが来るホームページはどういうものか?

具体的にどうすれば問い合わせがくるホームページが作れるのかを紹介しようと思う、

ホームページはケチらずにきちんとした業者に依頼する

僕が開業した当時、ホームページは自分で作っていた。

ワードプレスの有料テンプレートをベースに、画像は自分で作成し、中身も全て自分で作成した。それでもかなりの数の問い合わせを頂くことがでた。

ただし、今は時代が違う。

当時はそれほどお金をかけて作られたHPはあまりなく、自分で作っても十分通用するレベルだった。

今は、手作り間満載のホームページでは恐らく問い合わせはあまり取れないと思う。

他の事務所もそこはしっかりお金を使ってくるので、ケチらずに専門の業者に依頼するのが無難だろう。

問い合わせくるホームページの作り方

ステップ① 見本探し

まずはどういうったサイトにするかの大枠を決める必要がある。
そこで、適当に自分の地域でもどこでもいいのでインターネットで検索てみる

「大阪 税理士」 など

ライバルが多そうな地域で検索するのが無難である。

するとたくさんホームページが出てくるので、これを一つずつ見ていく。できれば他の地域のものもたくさん見た方が良いと思う。

そして、次に自分だったらこの事務所に頼みたいと思うホームページを3つから5つリストアップしてみよう。

ステップ② 要素をかき出す

ステップ①で選んだサイトは、あなた自身が何かを感じて「良い」と判断したもののはずでだ。

では、なぜ良いと判断したのだろう?

その理由を書き出そう。

A事務所
・金額が安そうだったから
・スタッフの写真が多く、親近感が沸いた

B事務所
・税理士の雰囲気が良さそう
・料金が明確に書いてある

C事務所
・デザインがキレイ
・コンセプトがわかりやすい

上記は参考例として適当に列挙したが、自分が選んだ3サイトそれぞれに選んだ理由あるはず。その選んだ理由がどんな要素だったのか?を書き出そう。

  • 料金
  • サービス内容
  • デザイン
  • 人(税理士、スタッフ)の感じ
  • 全体の雰囲気

こんな感じでどのような要素が判断基準となったかを全て書き出してみよう。

ステップ③ 想定する顧客に見てもらう

これまでは自分でいくつかのサイトを見てきたが、実際にホームページを見て問い合わせの電話をしてくる相手は自分ではない。

まだ見ぬ将来の顧客候補である。

あなたは税務知識もあり業界のことも知っていると思うので、恐らく一般の事業者とは少し違った目線で他の税理士のホームページを見ているだろう。

なので、周囲の人で誰か想定される顧客に近い人を探し、その人に先ほどピックアップしたサイトを見てもらおう。

できれば、複数人に見てもらうことをおススメする。

ここで、ただホームページを見てもらっても仕方がないので、先ほどの要素別にランキングをつけてもらい、簡単な理由を聞く。そして、最終的にどこに依頼したいかを一つに絞ってもらおう。

●料金
A事務所は明確に料金が出ているしリーズナブル
C事務所は料金が載ってないから怖くて電話できない

●サービス内容
B事務所は丸投げOKと書いてある
C事務所は詳しい説明がないので何をしてくれるかわからない

●デザイン
C事務所は明るくて親しみやすそうな感じがした
B事務所は堅い感じがして気軽に相談できなさそう

●人
A事務所はスタッフの写真が多く使われおり実際に会った時のイメージが沸いた
C事務所は税理士が真面目過ぎて接しにくそう

●最終決断

A事務所の料金設定がやはり魅力で一回電話してみようと思った。

そして、このように、細かい要素の良い点悪い点をまとめていく。
ここまでくるとなんとなく、選ばれるホームページに必要な要素というものがわかってきているはずだ。

このリアルに第三者の意見を聞くというのが非常に大切だと僕は考えているし、実際にそれを行ってきたので、開業当初は自分でホームページの作成をやっていたのにも関わらず結構な顧客を獲得することができたと思っている。

ホームページ作成業者や謎のコンサルみたいな人は、売れるホームページには●●が必要ですとそれっぽいことを言うが、それを決めるのは、その人たちではなく、顧客だからなのだ。

だから、どういうホームページがいいかは顧客に聞くのが一番いいはずである。

ステップ4 これらのホームページの改善点をまとめる

ステップ3により、それぞれのホームページの良い点、改善する余地がある点を把握できたと思う。最後にそれをまとめよう。

A事務所
・良い点 デザイン
・改善点 料金が明確でない

B事務所
・良い点 スタッフの写真が多い
・改善点 サービス内容が明確でない

C事務所
・良い点 料金体系が明確
・改善点 税理士が堅い印象を受ける

ステップ5 これまでの事を踏まえて業者に発注する

ここまでこれば、どんなホームページが顧問先の心を掴みやすいのかわかってきたはずだ。

これらを踏まえてホームページ業者に発注しよう。
決して、ホームページの内容を業者任せにしないように注意して頂きたい。

彼らの多くは、ホームページを作成するのが目的で、顧問先を獲得することが目的ではないからだ。

多くのホームページ作成業者は、最初に参考サイトがあるか聞いてくるので、その時にステップ3で選択したホームページを出し、

「ベースはこういう感じのホームページにしたいが、料金体系は明確にし、スタッフの写真をたくさん使って親しみやすい雰囲気にしたい」

など細かく伝えるようにしよう。

ステップ6 HPが完成したらステップ3をもう一度

さて、無事ホームページも完成すると、通常の業者であれば、業者の方から「一度確認して、修正点があれば言って下さい」という連絡がある。

それでまずは中身を確認してみよう。

そして、次はもう一度ステップ3をやってみる。当然、次は自分のホームページを含めてやるのだ。もし、今ホームページを持っている人は、最初から自分のホームページを含めてやってみるとよい。

その結果をもとにHP業者に修正を依頼してホームページが完成する。

まとめ

今回はホームページの作り方を紹介したが、ホームページは最初に作って終わりではない。

ここまで顧問先から選ばれるホームページの作り方を書いてきたが、最初に作ったものが完璧なものとなることはまずない。

むしろそれからがスタートで、より良いものにするために改善を続けなければならない。

そして、どんなに良いホームページを作ったとしても、誰も見てくれないのでは意味がない。アクセスが無いと絶対に見込み客から問い合わせがくることはないのだ。

このアクセスについては、今後追加していこうと思う。
今回はひとまず、ホームページの作成方法を紹介させて頂いた。ぜひ参考にしていただければと思う。

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