さて、突然だがあなたは経営者にどのようなイメージを持っているだろうか?

  • すごい人
  • 頭がいい人
  • 優秀な人

こんなイメージを持っていないだろうか?
残念ながら実際には優秀な人=経営者ではない。

もちろん、経営者の中にも優秀な人は存在しているが、それはごく少数と言わざるを得ない。
それは、税理士として多くの経営者を見てきたからわかるのだ。

サラリーマンをやっていて、優秀な人が独立して自分の会社を持つ

こんなケースは本当に稀で、実際にはサラリーマンすら続けられない人が独立という道を選んでいくのである。

ここでは、僕が10年間で見てきた経営者をいくつかのタイプに分類してみようと思う。

 

キレ者

 

一番少ない社長のタイプ。僕は正直見たことがない。

このタイプの人が新サービスを世に送り出し、新たな時代を作っていく人達であろう。

やることなすことセンスが良くて一代で莫大な富を築いてしまう、いわゆる天才と呼ばれる経営者である。

推定年収:1億円以上~

怠け者

 

このタイプはさらに2つに分類できる。良い怠け者と悪い怠け者だ。

単なるの怠け者

ただただ何もやりたく無いから、全て人に押し付けてしまうタイプ。

「金だけ払うからあとやっといて」が口グセ。

それ相応の給与を支払えばまだいいが、その多くは低賃金で従業員から搾取することを考える。

そして、そのうち従業員に見切りを付けられ残されるのは、自分と膨れ上がった借金のみとなる。

推定年収:MAX500万円

怠けるために一時的に集中する

こちらは良い怠け者タイプ。

基本は何もやりたく無いんだけど、その状態を作るために一時的には驚異的な集中力を発揮して、金だけ入ってくる仕組みを作ってしまうタイプ。

こちらはかなり希少性が高くほぼお目にかかれない。

お金を稼ぐ能力に長けていてセンスが良い、若くしてリタイアしてしまうタイプでもある。

これは、僕が思う理想系だ。

推定年収:2,000万円以上(ほぼ不労所得)

はみ出し者

 

ヤンキー上がり系の人がこれに該当しやすい。

社会に馴染めず、集団に属せず、人に使われることが苦手で独立起業を選んだ事業者である。

このタイプは組織を作ることが上手くないので、個人事業主程度の規模で終わることが多い。

また、恐らく一番多い事業者はここでは無いかと思われる。

ちなみに、僕もこちらのはみ出し者に該当する。

推定年収:300万円~3,000万円

このタイプは年収が一番ブレる。ただし、この手のタイプは人目を気にして見栄を張る傾向も強いため注意。

人気者

 

こちらも経営者としては希少な存在である。

大企業などに属していて一定の成果が認められ、周りからの評価が高く、皆に後押しされて独立起業するタイプ。

こちらは、協調性があり、会社組織を作るのが上手く、私服を肥やすことより、仲間と共にやり遂げることに喜びを感じる傾向にある。

上手く行けばヒトモノカネが集まり爆発的な成長を見せる。

推定年収:2,000万円以上

流れ者

一度は会社に属したが馴染めず退職、再就職先でもまた馴染めず退職、最後に流れ着いた居場所が起業しかなく、仕方なくフランチャイズ等で独立を試みるタイプ。

一番上手くいかない経営者のタイプはこれだ。

信じられないかもしれないが、このタイプは意外に多く、ここが5年以内に倒産する会社の率に悪影響を及ぼしているとの説もある。

確実に失敗する起業の仕方

推定年収:200万円程度(5年以内にほぼ廃業する)

技術者

自分の腕1つで事業を営む職人。技術でお金を稼ぐので仕入れも要らず倒産するケースは少ない。

美容師、大工などが一般的であるが、税理士などの資格を武器に独立する人達もここの該当するケースが多い。

このタイプは、売上が安定しやすい特徴があり手堅く長く稼ぐことができる。

ただ、職人気質なところがあるため、会社の規模を大きくしたりする欲はあまりなく、爆発的に儲けることは少ない。

推定年収:300万円~1500万円

覇者

このタイプの経営者も稀に現れる。

生まれながらにして資産家で、膨大な資産、大規模な会社、多額の収益を生む不動産を引き継ぎ、これらをバックボーンに経営者になる人達。

失敗することは、よほどのボンクラでない限りほぼない。これを覇者タイプという。

世の中のお金持ちは、この覇者タイプが大部分を占めるという説もある。
推定年収:年収3,000万円以上、金融資産1億円超

 

如何だったどうか。

あなた、若しくはあなたの周りにいる経営者はどのようなタイプだっただろうか?

このタイプは努力とかそういうもので変えられるものではなく、その人が持って生まれた特性あるため、変更することは不可能である。

問題は自分がどのタイプに属しているのかを理解して、それ相応の戦略を取っていくことである。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で