第一章)少年の熱きオモイ

我々のストリップに対する熱量を聞け

少年の頃 憧れだったストリップ

夢を現実に!

 

▷落ちているエロ本を盗み読みするのが精一杯だった少年時代

 

 

本でもなく映像でもない

少年は本物の女の裸を見させてくれる<聖域>があることを知る

 

 

 

女のハダカが見てぇ!!!

 



それがストリップだった

 

 



▷今では軒並みストリップが日本から消えていると聞く・・・

 

 

今となっては古い

バブル時代のエンターテインメントで流行らない

 

たしかにそうなのかもしれない

 

▷あの頃とは違う

インターネットの普及

スマホの普及

 

今となっては1人に1台の必需品となっているスマホやパソコン

 

文明の進化は計り知れない

 

ただ、これらにより、

簡便かつスピーディーに”エロ”へアクセスが可能になった事実

 

恐らくだが、

このまま先を進めば、、、いずれかは”ストリップ”が・・・

 


少年よ 

我々はもう大人だ

 

あの頃描いた夢を現実のものに

 

 

ストリップの何を知っている?

 

我々のストリップに対する熱い思いは理解して貰えただろう

 

しかし、

 

なぜ、今?

 

という君たちの疑問は至極当然

 

これを紐解く前に、次の進路を案内するつもりも当然ない

男同士、ゆっくりと歩んでいこうではないか

 

前述のとおりストリップは消えゆく存在

こんなことはデータを調べなくても、男なら感覚でわかる

 

少年の頃は

目に焼き付ける程に

脳裏に焼き付ける程に

夢に現れる程に

エロ本に喰らいついた

 

しかし、大人へと成長するにつれ、エロ本を置き去りに

 

→AV

→初体験(素人)

→風俗店①(本番ナシ)

→風俗店②(本番アリ)

 

へと大人の階段を一つ一つ上がっていく

(ストリップに憧れていたことさえ忘れてしまうくらいに)

 

今思えば、

”女性の裸を生で見るだけ”というフェーズを飛ばして、

次へ進んでいたため、”ストリップ”が入る隙間がなかったのだ

 

 

当然のことだが、

”女性の裸を生で見るだけ”

 

 

”女性の裸を生で見るだけ”+”触っていい”+”触ってもらえる”+”チン入れ”

 

のどちらかを選択できる場合に、

 

前者を選ぶ人間はブッタを除いて他にはいない

 

 

仮に”女性の裸を生で見るだけ”を選んだとしても、

 

見終わるころには、

”テメェの野生”は煮えたぎり、黙ってはいない

 

男なら誰でも”獅子”を飼っているからだ

 

 

獅子は男に問う

”ええのんか?

このままでええのんか?

 

ワシはおヌシを置いて行くぜぃ

 

つまり、男は本能的に”ストリップ”のフェーズは飛ばしてしまいがちにある

結局は”風俗店”へ行ってしまうのだ

 

ステーキが食べたいのに(もしくは途中で食べたくなったのに)、ステーキを見るだけで帰る人はいない

 

だったら、ハナから”見るだけのステーキ”はいらない

 

こういう理論で”ストリップ”はなくなるのだ

 

しかし、本当にそうなのか?

 

今度は”獅子”ではなく、自分の中の冷静な半眼の”ブッタ”が問う

 

 

”君は何を知る?

ストリップの何を知っている?

可能性は考えたことがあるのか?

 

確かにそうだ

我々は”ストリップ”の何を知っているのか?

 

何も知らないのだ!

 

浅はかな経験則により、すべてを結論付けるには早すぎるし、エロを極めているわけでもない

結局33歳になっても青臭いガキなのだ

 

  • 少年時代の記憶
  • そのうちなくなる
  • 獅子の声
  • ブッタの声
  • そもそもストリップとは
  • 無知は罪
  • ストリップを知らずに、この先、エロが語れるのか

 

色々な情報が頭を駆け巡り、無性にストリップに行ってみたくなった

 

第二章)青年の予測

 

まずはストリップを予想することから始める

 

  1. しがない街並み
  2. そこに溶け込み、ひっそりとたたずむストリップ劇場
  3. 観客は少ない
  4. 薄暗い館内の中、ギラギラと光るステージ
  5. 女性が現れ
  6. しっとりとしたミュージック
  7. 女性は服を脱ぎ
  8. 股間をみせる

 

こんなところだろう

 

我々はまだ違う何かを期待している

 

今回が初ストリップの我々

まさに未知の領域に足を踏み入れることになる

 

恐怖もあるが、我々が皆さんより1歩向こう側に行けることは確約された

 

 

ただ、初めてすぎてストリップの楽しみ方をわかっていないのも事実

 

普通に女性のハダカを観るだけ

 

少年時代の我々であればこれでも満足して帰り、その日の晩は十分楽しめることは間違いない

しかし、我々はもう青臭い10代ではない

 

 

まだ違う何かを期待している(人はコレを[成長]と呼ぶのだろう)

 

 

例えば、

  • 演者と触れ合う機会はあるのか?
  • 鮮やかに舞い散ったパンティは売っていただけるのか?
  • 我々の[荒れ狂う若獅子]が言うことをきかなくなったらどうすればいいのか?
  • ストリッパーは観客に絡むのか

など

 

 

これらの期待を燃料に、我々の夢は現実へと走り出すのだ

 

 

ストリップはいづこ?

 

ストリップに対する熱い思いは人に配るほど持っている

 

しかし、

それに関する知識はゼロ

友達もゼロ

 

ということで、結局頼るのは文明のチカラ

 

google検索→[ストリップ 名古屋]

 

まずはホームグラウンドで検索するのが常識

 

しかし、、、

 

 

どうやら名古屋にはない

たしかに、現在の名古屋市にストリップがあればウワサくらいは聞くはず

 

当然の検索結果となった

 

どうする?

 

名古屋にないということは、日本有数の繁華街で調べるしかない

すぐに思い浮かぶ候補は2つ

 

 

エロの大本命 東京

or

スケベのサンクチュアリ(聖域) 大阪

 

 

今回はストリップに行くことがメインテーマであるが、”気軽に行ける”ということも考えて、

向かうはサンクチュアリ

 

google検索→[ストリップ 大阪]

 

 

 

東洋ショー劇場

http://www.toyo-show.com/index.html

 

 

うん

ここへ行こう!

 

 

ストリップ大阪までの道のり

我々は愛知県に生息している

大阪までの道のりとして考えられる手段は2つ

 

電車で行く

or

車で行く

 

 

東洋ショー劇場のホームページを見ると、ご丁寧にアクセスが記されていた

http://www.toyo-show.com/access.html

 

 

JRの場合は「天満駅」をとりあえず目指せばいい

これだけの情報があれば十分

 

あとは天満駅についてから

ああでもない、こうでもない

といいながらゴールを目指すのも旅の醍醐味なのは言うまでもない

 

 

・電車で行く場合

・車で行く場合

 

それぞれの料金と時間を調べてみた

 

今回は[いち早くストリップが見たい]ということもあり、

本日の初回公演時間(13:00~)に照準を合わせて行動に出たいと考えている

 

 

A)電車で行く

 

時刻
08:43

09:39

名鉄)豊田市駅(岩倉行き)→名鉄)名古屋駅 
09:49

10:37

JR)名古屋駅(博多行き)→JR)新大阪駅
10:46

10:50

JR)新大阪駅(加古川行き)→JR)大阪駅
10:57

10:59

JR)大阪駅(京橋、鶴橋方面)→天満駅

 

旅と言えば、”地のものを食べる”という醍醐味もある

ストリップ前の腹ごしらえは「天満駅」周辺で済ませるのがセオリー

 

なので、ランチタイムと精神統一の時間を考えると、11時にはサンクチュアリ(聖域)に着きたい

 

  • 電車と心が揺られること2時間20分
  • 片道の電車代1人6,590円(往復13,180円)
  • 今回は2人で行くため往復26,360円

 

 

B)車で行く

 

時刻
08:23

11:00

豊田市駅

高速道路入口:豊田松平

高速道路出口:扇町 

 

  • 車と妄想を走らせること2時間40分
  • 片道の高速代6,250円(往復12,500円)
  • 車の駐車料金1,200円
  • 車のガソリン代2,120円(往復4,240円)(片道距離212㎞÷平均燃費15㎞/㍑×1ℓ150円)
  • 往復料金17,940円

 

 

車の方が約1万円お得なわけだ

 

 

今回は車で行くことにする

 

車の方が経済的にお得だからではない

 

もし、途中でどこか行きたくなった時のことを考えてのことだ

 

電車で行った場合は、ほぼ行動範囲が限られてしまうのが弱点

 

電車の弱点はこれだけではない

 

”私語”ができないことだ

 

もちろん、電車で私語をしてはいけないというルールはないし、

人に不快感を与えない

  • 声のボリューム
  • 内容

であれば特には問題ないと思っている

 

 

しかし、我々の場合は、

  • 声のボリューム

のそうだが、

  • 内容

が特に問題が生じやすい

 

せっかく楽しい旅なのに

その移動時間を静かに過ごすなどという、まるで修行僧のような精神の持ち合わせはない

 

 

ストリップを楽しむための予算

 

聖域に足を踏み入れる前に、東洋ショー劇場の料金システムを予習しておく必要がある

http://www.toyo-show.com/plan.html

 

 

・入場(一般)3,000円

・撮影、ドリンク 各500円

 

 

<撮影、ドリンク>???

 

 

やはり素人にはいまいちシステムがわからない

 

[撮影]って、、、

 

いったいストリップとはどんな感じなのか、、、

謎が深まるばかり

 

とりあえず予算は1人1万円みておくとしよう

 

 

ストリップは誰と行くかが重要

昔から言われていることだが、旅はどこへ行くかではなく、誰と行くかで大きく変わる

 

今回のストリップ旅は一人ではなく、チームで行くことにする

ストリップ素人であるため、とてもじゃないが一人で行ける勇気がない

 

 

我々は普段からチームで動いており、単独行動をすることは少ない

 

 

チームとカッコつけたが、メンバーは僕とTKOの二人しかいない

 

本題に入る前にTKOについて少しだけ紹介をする

コードネーム:TKO

性別:男

年齢:34歳

保有するライセンス:中免、税理士免許

子供:3人

見た目:年齢より若く見られることが多い

スケベ度:MAX

弱点:札付きの早漏

僕との関係性:中学のパイセン

 

 

ちなみに僕

コードネーム:SE

性別:男

年齢:33歳

保有するライセンス:漢検2級、税理士免許

子供:1人

見た目:年齢より若く見られることが多い

スケベ度:MAX

弱点:国際的な早漏

 

 

 

第三章)出発前夜

出発の前日にすること

念のため、出発予定日の前日に東洋ショー劇場に電話をした

 

当日、大阪まで行って

 

定休日

 

では話にならない

 

無駄にキレなくてもキレを見せることになりかねない

(ヌかなくてもいい、ヌキを見せることになりかねない)

 

 

”(僕)すみません。明日の公演って13時からやってますか?

 

”(お電話対応者)はい!うちは年中無休でやらせてもらってます!

 

”(僕)ありがとうございます!

 

 

電話口のスタッフは声の感じ50代ぐらいのいぶし銀の男

5秒も話してないが、感じは非常に良く、自信に満ち満ちている感じで”年中無休”を放った

 

とりあえずこれで今日の心配ごとはなくなった

 

忘れてはいけないストリップ界隈のランチスポット

 

ストリップだけをただ見に行くのは素人の仕事

ストリップ界隈の街並みを散策するのがストリップに対する礼儀というもの

 

ということで散策次いでにランチをするため、

事前にランチスポットをネットで探してみようと、、、したが、

やはり検索はやめることにした

 

旅先の散策の醍醐味は、当日に

 

”あぁ、この辺はこういう感じなんだ

 

というところにある

なのでランチを含めて事前に調べることはナンセンス

 

 

行き当たりばったりの男旅も実は面白い

 

 

ちなみに、以前もチームで“タイ王国”に謝罪旅行に行ったことがある

この時もノープランでとりあえず飛行機に乗った

 

荷物は”ファミマのビニール袋”だけ

中身は

・スマホ

・財布とパスポート

・今はなきタバコ

のみ

 

それ以外は持ち物もプランも現地調達ということにした

この旅の詳細については、機会があれば話すこととしよう

 

 

今回のストリップの本当の狙い

ただストリップに行くだけなら、その辺のガキにでもできる

 

我々はもう大人だ

大人とは目的を持って行動するもの

 

念願のストリップに行くわけだから

我々の内に秘めた闘志今回の企画にすべてぶつけてみることにする

 

 

我々がいつものカフェで練りに練った検証事項は以下のとおりである

  • 演者と触れ合う機会はあるのか?
  • 鮮やかに舞い散ったパンティは売っていただけるのか?
  • ハッキリと女性の股間はみえるのか?
  • 先輩たちのストリップショーの楽しみ方は?
  • 正直、俺は勃起するのか?
  • 果たしてカズになるのか?
  • 我々の[荒れ狂う若獅子]が言うことをきかなくなったらどうすればいいのか?

 

 

これだけ揃えば、もう何も恐れることはない

期待と股間を膨らませながら、我々は明日を待つことにした

 

第四章)聖域への侵入

 

 

当日の朝

 

出発地(愛知県)の天気はくもり

 

大阪は雨予報

 

しかし、移動は車であるため雨であっても特に問題はない

 

車で行くのでドリンクとお菓子はマストアイテム

 

 

 

 

車内のサウンド♪は?

 

男旅にそんなものはいらない

 

 

我々の車内はいつだって”真剣10代しゃべり場”なのだ

http://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009040356_00000

 

 

くだらない話や下ネタからの突然の方向転換による

・真剣な人生の話

・これから(将来)について

 

思い返せば、

我々の長旅の道中はいつだってそうだった

 

 

下品な話と将来の話

 

 

気づけば到着

 

今回も車内は絶好調♪

車内の会話をそのままラジオ配信したいくらい盛り上がった

 

気づけばもう大阪に入り、下道を走っていた

 

ナビを確認すると後3分で到着と表示

到着時刻は予定通りの11時

 

 

近くのコインパーキングに車を停車

雨が降っていたのでコンビニにて傘を買った

 

車で安心!近くは駐車場だらけ

東洋ショー劇場は、

駅も近くにあるし、

車で行っても半径1キロ以内のそこら中にコインパーキングがある

 

なので、車で行く場合でも駐車場に困ることはない

 

電車は意外と面倒くさいので、車での移動がおススメ

 

 

不安の上に咲く花

 

現場確認

11時に到着したので、開演までは2時間もある

まずは緊張感をほぐすため現場へ行ってみることにした

 

 

 

 

ん?本当にこんなところにあるのか?

 

TKOは不安そうに言う

 

たしかに、街並みは古い商店街のような感じ

とてもストリップ劇場があるような雰囲気ではない

 

またTKOは下調べをすべて僕に託し、情報ゼロの状態であるため不安になるのも無理はない

 

大丈夫!あとまっすぐ80mで着く

 

 

僕はスマホを片手にGoogle マップに従った

TKOの不安をかき消すかの如く吠えた

 

 

あれ?スーパーしかねぇよ!

 

 

 

 

Googleが指すのは明らかにスーパー

 

 

おかしい?

 

 

しかし、少し戻って路地裏を見ると、、、、、発見

 

 

 

 

”ストリップ劇場”と聞くと勝手に派手な佇まいを想像してしまう

 

まさかこんなに地味な入口とは思ってもみなかったのだ

 

 

2人はほっと肩をなでおろし

 

ヨシッ

 

とだけ言ってランチに向かった

 

 

一抹の不安

現場が確実に存在したためヨシッとは言ったものの、現場を目視して別の不安が浮上した

 

 

 

ヤバそうな雰囲気

 

 

こんなところに人が来るのか?

ましてや、このド平日の昼間に、、、

 

 

 

TKOに僕の胸中を伝えようとしたが、、、やめた

 

恐らく彼奴(キャツ)も同じことを考えているだろう

 

 

 

とりあえずメシどうする?

 

 

不安をかき消すように声を張って言った

 

 

ランチスポットは死ぬほどある

東洋ショー劇場の周りを適当にブラブラ

街を散策しながらランチ場所を探す

 

 

街並みは旧商店街系

 

飲食店はたくさんあるがほとんどがランチはやっていない

昼間は人があまりこないのだろう

 

店が開いておらず、劇場とはさらに逆の方向へ進んで行く

 

 

すると、賑やかしい商店街が見えてきた

(↑実際はこんなオシャレではない↑)

 

 

人どおりも昼間なのに半端なく多い

若者の姿はあまりないが、30代後半から80代まで男女問わずたくさんの人の群れ

 

向こう100m先にはランチ系の飲食店のノボリがたくさん立っている

 

ラーメン

寿司

そば

イタリアン

天丼

中華

 

なんでもある

 

 

が、”女体を見る”直前であるため、無性に”肉”が食べたくなるのが男の野性

 

 

 

ということで、そんな時はステーキしかないっしょ!

 

 

 

 

 

値段はこれで1,000円

ライスはお替り自由

 

値段と味を考慮しても大満足の店

また来ても良いと思う

 

 

入場直前にドトールにて精神統一

 

食後のコーヒーはお約束となりつつある

ストリップ開演時間までまだ30分くらいあるため、近くのドトールに入った

 

二人ともアイスコーヒーを注文し、席につく

 

 

妙な緊張感に包まれた

僕とTKOの付き合いは長い

 

TKOは中学のバスケ部の先輩なので、最初にあったのは僕が13歳の時だ

かれこれ20年くらいの付き合いになる

 

そんな間柄にもかかわらず、無言の空気が生まれた

 

お互い思っていることは同じ

 

先程の不安のツケが今になって利息を含んでやってきたのだ

 

 

精神統一どころではない

 

なんとも言い難い心地悪い緊張感  この緊張感は幾度と経験した気がする

 

・高校入試の試験開始前

・原付を2ケツして、地元の暴走族にボわれた時

・税理士試験に会場入りしてから試験が開始するまで

・ホテル入りしてからデリヘル嬢がノックするまで

 

 

直前ミーテイングー不安はさらに加速

TKOがコーヒーをすすりながら口を開く

 

”(T)客って、、、俺らだけかな?

 

ドトールはほぼ満席状態   当然、ストリップの話である

 

やはりTKOも同じことを感じていたようだ

 

  • あのタタズマイ
  • 平日の昼間
  • 近隣飲食店はCLOSE状態

 

この条件下において誰がストリップを見るというのだ

 

”(S)ですよね しかも俺ら素人っすよ どうするんすか?

 

我々はドトール会議を始めることにした

 

会議で提出された議案は以下のとおり

  • そもそも今日は客がいるのか?
  • チップはいるのか?
  • 盛り上がり方はどうする?
  • ストリップ嬢の挑発はどう対応するか?
  • 公演時間2時間半だけどどういう内容か?
  • 常連客からの指導はあるのか?

 

12時30分

我々は1つずつ結論を出していった

 

そもそも今日は客がいるのか?

 

今日は平日の水曜日

開演時刻は13:00

 

普通に考えて客がいるわけがない

 

おそらく、この時間帯にストリップに行ける人種は

  • 定年後の初老のおじさん
  • 老人男性
  • 学生
  • コアなファン
  • 我々のような暇人

ぐらいなもの

 

しかも、いまどきストリップを見に行くだろうか真昼間から

 

結論:客は我々だけの可能性大

 

チップはいるのか?

 

これは海外映画からの情報だと思う

ストリップバーにて、ストリップ嬢のブラorパンティにチップを挟むシーンを記憶している

 

 

結論:挟みたいという願望もあり、近くのコンビニで大量の1,000円札を引き出すことに

 

盛り上がり方はどうする?

 

どういうノリなのかが全くわからない

 

歓声をあげるのか

 

静かに拍手を送るのか

 

ヒューヒュー、ピーピー指笛を鳴らすのか

 

ウェェーイみたい声を出すのか

 

周りに客がいれば、諸先輩方に合わせるし、会場の流れにテンションを委ねる

 

しかし、今回は客が我々だけだった場合を想定しなければならない

なので、具体的な方針を示す必要がある

 

結論:とりあえず、静かにストリップ嬢を見守ることに

 

ストリップ嬢の挑発はどう対応するか?

これも海外映画の情報だろう

ストリップと言えば、ストリップ嬢と客のカラミがあり

男性をものすごく挑発する

 

さらにストリップ嬢はステージから降り、男性客に近づく

 

そして、男性客の心臓部に座る

 

結論:積極的に対応しよう

 

公演時間2時間半の内容は?

 

様々な憶測が飛び交う中  出した答えはコレ

 

結論:30分に1人ストリップ嬢が入れ替わり

 

最初10分:ダンスor歌

次10分:脱ぐか脱がないかみないなジラシ

最後10分:全裸で股間を披露

 

常連客からの指導はあるのか?

 

この議案はTKOの持ち込みである

が、イマイチ意味が分からないため、これについては少々長めに会議した

 

”常連客が指導”

 

一体どういう状況なのか?

僕はTKOに尋ねた

 

”具体的にはどういう指示が飛ぶ?”

 

TKOの回答はこうだった

 

常連客がイマイチ盛り上がってない我々を見かねて

 

”声出せぇ 声ェ~!

○○ちゃんがしっかり踊れねぇだろ!

 

と言って競馬新聞で頭を引っ叩かれるとかなんとか

 

おそらくTKOは漫画か何かにインスパイアされたのだろう

たまについていけない時がある

 

結論:おそらく指導はないが、客が多いに越したことはないのであってほしい

 

 

と、気づけば12時45分

もう開演15分前まで迫っていた

 

いっちゃいますか

 

第五章)聖域の中心で愛を叫ぶ

 

希望の光

 

 

我々は再びここへ戻ってきた

この入り口の10メートル手前にコンビニがあり、予定通り二人は入場料とチップ代を引き出した

 

 

 

もちろん不安はまだ抱えたまま

 

 

そんなとき コンビニのガラス越しに、道を歩く男性に自然と目が行った

 

せっ・・・先輩?

(常連客ではないか?という意味)

 

 

  • 出で立ち
  • 服装
  • あごの角度

 

 

間違いない!先輩だ!
我々は急いでコンビニを出て、先輩の背中を追う

 

 

すると、、、

 

 

大正解!やはり先輩だ!

 

 

我々は客が自分たちだけじゃないと知ると、”虎の威を借るハイエナ”の如く

 

堂々とあごの角度を30度あげて入口へと行く

 

 

そして、聖域中心部への階段を一気に駆け上がる

 

 

ここからは写真でお伝え出来ないのが残念

入り口には”撮影禁止”の張り紙がある

 

 

ついに劇場内に侵入


劇場館内は古い映画館のような作りになっている

 

先程の入り口を入るとすぐに階段がある

そして、階段にて3階まであがったところが受付になっている

 

 

先輩が先に行き、道が安全であると確信した2匹のハイエナは我が物顔で階段をあがる

 

 

上から先輩の声が複数聞こえる

 

もう不安は何もない

 

 

階段が終わり、3階に到着すると景色は一転

 

 

 

受付にはスケベそうな受付嬢が立っている

 

衣装はお風呂上りのような恰好で風俗嬢を訪仏させるようだった

 

 

”券売機で入場券を購入して下さい♥”

 

 

明るめの声でそうささやく

 

 

3,000円の入場券を買い、入場券を受付嬢に渡す

 

この女の子もストリップ嬢なのかな?

 

と舐めるように見る我々を無視し、受付嬢はこれを渡してきた

 

 

 

 

うぉ!

撮影できるんかい!

 

 

待合いのロビーは広く、すでに先輩達は10人くらいいる

コンビやチームで来ている様子はなく全員がピン

やはり先輩達は我々の向こう側にいる存在

 

 

”(S)ところで、肝心のステージはどこ?”

 

”(T)受付の目の前にあったぞ”

 

 

さすがTKO チェックに余念がない

こういうところが頼りになる

 

 

<3階ロビーの間取り図>

 

 

 

12時55分 いよいよ次の扉が開かれる

ここから始まる

 

ステージはバンドのライブステージ+パリコレのような感じ

ウォーキングスペースがある

 

 

 

 

薄暗い中周りを見渡す

 

 

 

はい!?

 

 

 

衝撃の光景が目に映る

 

 

席は約80席

満席率80%

 

 

 

60人はいる

 

 

 

 

この時、

なぜこのストリップ劇場がなくならないのか理解できた

 

 

 

 

アリーナ席の存在

 

 

 

我々が陣取ったのはココ

 

 

当たり前だが、来たからにはアリーナ席で見たい

しかし、、、

 

アリーナは満席

 

最前列席も満席

 

 

 

 

 

席は高い金を払えばいいというシステムではない

すべて早いもの勝ちの世界

 

 

先輩らはいつから会場入りしたのだろう

 

入り口には

  • 11:00 シャッター開錠
  • 12:00 入場開始
  • 13:00 公演開始

の張り紙があった

 

わざわざ”シャッター開錠”を記載するということは、

アリーナ席や最前列をその時間から並んで獲得する人がいるということ

 

 

やはり、我々のチェックが少々甘かったのか・・・

 

 

 

13時00分

 

場内は暗闇と静寂に包まれる

 

注意事項のアナウンスが映像で流れ、少々明るくなる

(カメラ撮影やスマホ操作の禁止のアナウンス)

 

アナウンスが終わり、再び場内は暗闇に包まれた

 

 

第六章)舞い散る堕天使

 

 

いざ開演


眩しい光に目を閉じた

 

 

目を開けた次の瞬間 飛び込んできたのは

 

 

ステージ衣装をまとい

 

古いアイドルのような出で立ち

 

 

何が始まるか 考える暇もなく

 

 

爆音のポップな音楽が流れ

 

 

軽快に踊りだす

 

 

まだエロさのカケラもない

 

 

ストリップ嬢とは言えステージのプロ

テレてる素振りもなく堂々と舞う

 

 

ただ、踊りのキレ、内容は素人

(全くいい加減に踊っている印象はなく、いたって一生懸命)

 

 

 

5分くらい経過したのか

 

早く脱がないかなー    踊りを見るのに飽きていた

 

 

しっとりとした音楽が流れ始める

 

 

いよいよ か!

 

 

僕はおもむろにチンポジを確認し、その時に備えた

 

 

おぉ!上を脱いだ!

 

 

 

僕は目を疑った、、、

 

今までまるで見たことがない、、、

 

刺青をしているかと思うくらいだった、、、

 

僕の視線は釘付けとなり、コンタクトレンズが乾きズレ落ちる

 

 

 

乳首がピンク

 

 

それも

ただ事ではないピンク

 

あそこまで綺麗なピンク色の乳首を僕は見たことがない

 

 

エロくもあり

 

アーティスティックでもある

 

 

何とも言えない興奮がそこにあった

 

 

そこにしか咲かない花

 

 

トップレスのまま、ゆっくりとランウェイを3周したところで音楽が止まる

 

 

 

 

 

3秒くらい間が空き

 

 

 

違う音楽が流れ始める、、、

 

 

 

同時に

 

 

 

ゆっくりと、

 

 

 

すべてを、、

 

 

 

脱ぎ捨てた、、、。

 

 

 

 

表情はジャヌダルク

 

まさに聖者そのもの

 

 

 

堂々とランウェイを歩き、中央のアリーナ席の前まで行く

 

 

このポーズで座り

 

 

 

 

コレもん

 

 

 

悔しいが我々の席からは全く見えない

 

 

ただ、アリーナ席の諸先輩方の顔を見ればわかる

それまであまり開いていなかった目が、一気に見開く

 

仏の顔から一変

 

 

鬼の形相

 

内臓まで突き抜けて見ようかとしているくらい

険しい表情

 

 

表情をみればわかる  ただ事ではない

 

 

 

まずはアリーナ席

 

次は右回り

 

我々の席だと終盤の位置になる

 

 

 

 

 

いよいよその時が来る

 

 

 

僕はTKOの方をチラッと見た

TKOもこちらを見た

 

我々は下唇を少し噛みながら、鋭い眼光になり、

両者の目を合わせて少しだけ頷いた

 

当然、口元はニヤつきを抑えるためややこしい形状になっている

 

我々も鬼の形相で”花”を見つめる

 

この後、色んなポーズをして何周か歩いていたが、

”花”だけを追っていたので覚えていない

 

 

ミッション終了

 

我々のストリップは終わりを告げた

 

 

 

トイレに寄ってから劇場を後にする

 

 

 

帰り際、どうしても気になることがあったので、受付嬢に質問した

 

 

”(S)お姉さんは出演するんですか?”

 

 

答えはNOだった

ただの受付のアルバイトだそうだ

 

結構いい雰囲気が出てるのにもったいない

 

 

受付嬢を背中に

我々はゆっくり階段を下りた

 

 

そして、その顔つきは”何か”を確信していた

 

 

第七章)旅の終わり

 

 

只今の時刻


開演 時刻13:00

 

只今の時刻13:22

 

 

ストリップはどうだったか?

 

 

なんて野暮な質問はやめてほしい

 

本当は皆さんも結果はわかっていたはずだ

 

ただ、旅の記録として帰りの道中に行った検証作業の結果だけは報告する必要がある

これに併せて、ストリップの内容の詳細も報告する

 

ストリップを見に行った検証結果

 

■検証内容一覧

1)事前案

  • 演者と触れ合う機会はあるのか?
  • 鮮やかに舞い散ったパンティは売っていただけるのか?
  • ハッキリと女性の股間はみえるのか?
  • 先輩たちのストリップショーの楽しみ方は?
  • 正直、俺は勃起するのか?
  • 果たしてカズになるのか?
  • 我々の[荒れ狂う若獅子]が言うことをきかなくなったらどうすればいいのか?

2)ドドール案

  • そもそも今日は客がいるのか?
  • チップはいるのか?
  • 盛り上がり方はどうする?
  • ストリップ嬢の挑発はどう対応するか?
  • 公演時間2時間半の内容は?
  • 常連客からの指導はあるか?

 

演者と触れ合う機会はあるのか?

 

演者(ストリップ嬢)と触れ合う機会はほぼない

 

ライブか何かをイメージしてほしい

ストリップ嬢は演出に夢中である

 

なので、当然に海外映画のような”客とのカラミ”的なものもない

 

1つそれらしきものがあるとするなら、

ストリップ嬢がステージ中に、アリーナ席や最前列席の客にウチワやペンライトを渡していた

 

これくらいになる

 

鮮やかに舞い散ったパンティは売っていただけるのか?

 

売り物ではない

 

パンティも演出の1つ

ステージ衣装であり、神聖なもの

 

ハッキリと女性の股間はみえるのか?


見える

 

我々のような外野席でもはっきりと見えた

 

ただ、股間を見に行くために行くものではないなというのが率直な感想になる

 

楽しむならショーとして全体を楽しむ必要がある

 

先輩たちのストリップショーの楽しみ方は?

 

特にコレというものはない

 

強いて言うなら、”静観し見守る”という感じ

 

騒ぐ人や声を出す人は1人もいなかった

それがストリップマナーなのだろう

 

正直、俺は勃起するのか?

 

TKO→全然なし

SE→ゾワゾワ感あり

 

TKOは多少揉んでみたがそれでも何の反応もなかったらしい

 

僕はピンク色の乳首を見たときに”あぁ ちょっと吸いたいな”程度のもの

 

果たしてカズになるのか?

 

個人差はあるが無理だと思う

やはり大人になると、乳首や股間を見ても学生時代ほどの興奮はない

 

我々の[荒れ狂う若獅子]が言うことをきかなくなったらどうすればいいのか?

 

そこまでのテンションにはならない

 

どうしようもなくなったら、

その時は大人だから違う店に行っちゃうしかない

 

そもそも今日は客がいるのか?

→平日の昼間でも大人気

お客さんはたくさんいるのでいつ行っても心配はない

 

チップはいるのか?

ストリップ嬢の挑発はどう対応するか?

→チップは必要ない

 

チップを挟む機会はないし、ストリップ嬢と触れ合う機会もない

当然、挑発なんてものもない

 

盛り上がり方はどうする?

→静かに見守る

 

盛り上がってはいけない

静かに拍手を送ろう

 

公演時間2時間半の内容は?

→22分で退席したためわからない

しかし想像はつく

25分で1人の公演が終わるわけだから、5人くらいのストリップ嬢が現れるのだろう

 

常連客からの指導はあるか?

検証の必要なし

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で