今日は70歳を超える現役社長と話す機会があったので、この人生の大先輩に前々から聞いてみたかった質問をぶつけてみた。

 

(僕)Aさんは70歳を超えてますけど、いつまで働くんですか?

 

一般的なサラリーマンは60歳で定年を迎え、再雇用されて65歳まで働くのがセオリー。

僕の父親もこのセオリー通りである。

ちなみに父親が60歳になった時に同じ質問をしたことがある。

 

 

(僕)オヤジ  いつまで働くんだ?

 

“(親父)65歳じゃない?本当はもう働きたくないけど、お母さんが「働け」ってうるさいんだよ。

 

“(僕)じゃあ65歳になって、またオカンに同じことを言われたら働くの?

 

“(親父)65歳になったら会社が「いらない」っていうでしょ

 

“(僕)ふーん。オヤジ  65歳になって会社辞めたら毎日何すんの?

 

“(親父)さぁ。朝に畑やってゴロゴロするんじゃない。

 

父親の趣味は週末農家である。

 

 

つまり、僕の質問の趣旨は、

人はいくつまで働くのだろうか?

僕はできる限り働きたくないし、将来的なお金の心配がないのであれば、今すぐ働くことを辞めて、楽しい生活を送りたいというもの。

 

父親の回答は

働かなくていいなら働きたくない。

しかし、生活や老後のために働かされている。とりあえず65歳には働かなくて済むだろう。

というものになる。

 

オヤジも僕も根っこにある考え方は同じである。

やはり人間は好んで働きたくないもの。

 

いずれにしても、オヤジは65歳まで働くのか〜

僕は65歳まであと30年くらいあるが、そんなにも働ける気がしないと思った。

 

話を戻します。

僕の「いつまで働くのか?」という質問に対し、70歳を超える現役社長は以下のように回答しました。

 

“(僕)Aさんは70歳を超えてますけど、いつまで働くんですか?

 

“(A)わかりません。生活のためにもまだ働く必要があるし、何より、会社を始めてからまだ何一つ成果を得られてないからね。

 

“(僕)仮に、生活や老後の経済的な心配がなくなっても働きますか?

 

“(A)そうですね。働くと言えば働くのですが、、、、、、「働く」って何でしたっけ 笑?

 

 

Aさんが年齢からくる老いにより、ボケてこのようなことを言ったわけではないことは理解できる。

 

“(僕)「働く」とは、生活をするためにお金を獲得する経済活動じゃないでしょうか。

 

“(A)そうでしたね。じゃあ今の作業はお金があったとしても続けますよ。

 

どうやらAさんはすでに「働く」という概念だけで経済活動(作業)を行なっているわけではなさそうだ。

Aさんはさらに続ける。

 

“(A)歳も歳なのでいつ死ぬかわかりませんよね 笑

そんなんが今の生活や将来のことを考えるなんて結構バカバカしいことですよ。

 

しかし、現実問題として生活は明日も続くわけですから、こういった意味では私の日々の作業のなかに「働く」ということは自動的に含まれているのだと思います。

 

でも、それだけではないのも事実です。

 

この歳になっても思うのが、一回でいいから「コレは当たったな」っていう商品を作ってみたいんです。

脱サラして、この会社を起こしてまだ一度もそれができていない。

それができたらこの毎日の作業はやめて引退するかもしれませんね。

 

この時のAさんの顔つきは、希望に満ち溢れつつも、少し寂し気な複雑な表情だったことを記憶している。

 

 

結論からするとAさんの回答はこうだ。

日々の働くと呼ばれるような作業の中に、

働く(労働)としての性質

目標(目的)としての性質

があり、Aさんの場合は一体となっている。

 

なので、いつまで働くか?という問いに対しては、

目的が達成されるまでか

死ぬまで

 

のいずれかという回答だ。

 

 

これを30代や40代の人に同じことを言われても、

何かっこつけてんだ!

アホじゃねぇの

先にやることあるだろ!ダボ!

と思う僕なのだが、この時ばかりはナルホドと思った。

70歳という人生の年季に圧倒された部分も多少はあるが、、、

 

Aさんのこのスタンスが、

  • 良いものなのか悪いものなのか
  • 正解かどうか

は今の僕では判断できない。

 

ただ、Aさんみたいな生き方も正直悪くないなとも思う。

 

「働く」の中で目標みたいなものを見つけて、とにかくそれに打ち込む

 

とにかく働きたくない僕には、「働く」のワードが出るだけで嫌な気もするが、

働くかどうかは置いといて、

日常に目的を持って生活することは本当素晴らしいことだと思うし、尊敬に値することだと思った。

 

だからと言って、

「明日から真面目に働きます」

「目標を持って働きます」

とは到底思えてはいないのが、今の僕でもある。

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