なぜ共同経営はうまくいかない のか?

 

共同経営はうまくいかない

 

よく耳にするフレーズ

ほぼ決まり文句みたいになっている

 

実際の現場においても、共同経営でスタートした会社のほとんどが途中で単独経営にかわる

 

共同経営がうまくいかない原因は、根本的に2つしかない

 

 

音楽性の違い問題

 

音楽業界の”バンドの解散”でよく使われる“音楽性”の違い

 

芸能界で言えば“方向性”の違い

 

 

つまり

 

2人の行きたい方向が違う

 

 

我々はコレを”ベクトル”と呼ぶ

 

ベクトルが各自で違う方向を向いていると必ず解散が行われる

 

 

バンド

 

芸人コンビ

 

会社経営者

 

 

いずれも漏れなく同じ

 

当然と言えば当然

行きたい方向が違うのだから、意見が合うわけがないのだ

 

 

利益の分配問題

 

方向性は根本的な問題であるが、表面的な問題もある

 

”利益の分配”

 

 

会社が儲かってないうちは、”利益の分配”ではもめない

分配するほど利益がないからだ

 

 

だから、儲かってないうちに共同経営がうまくいかなくなるのは

 

儲からない

何らかのスキーム、方針を抜本的に変更する必要がある

→共同経営開始当初と方向性が変わる

→方向性の問題が生じる

 

会社が儲かりだすと、次は”利益の分配”が問題となりやすい

もめる原因は以下のとおり

 

<共同経営者Aさん>

役員報酬100万円

労働時間1日4時間

 

<共同経営者Bさん>

役員報酬100万円

労働時間1日8時間

 

金額的には同じ利益分配割合ではあるが、率的には同じ利益分配割合にはなっていない

 

 

この状況でよくあるのが

俺は頑張っているけど、お前は頑張っていない

 

俺のほうが長い時間働いている

 

俺のほうが売り上げを持ってきてる

 

俺のほうが、

 

俺のほうが、

 

俺のほうが、

 

 

共同経営をしてく上で、題材がなんであれ

 

”俺のほうが、、、”

 

を口にしたらほぼアウトだと思っていい

 

 

否!共同経営はうまくいく

我々はうまくいっている


共同経営はうまくいかない(すぐ終わる)

 

と言われているが、うまくいっているケースもある

 

我々T-FRONTがそう

 

 

 

我々T-FRONTは創業して8年経過するが、スタート時から大倉・長江の共同経営のスタンスをとっている

 

一度も共同経営を揺るがすような空気が流れたことはない

 

 

共同経営をしていて、頻繁に質問されることがある

 

仲がいいの?

仲はいい

 

仕事の時だけしか口をきかない

とか

仕事のことしか話さない

なんてことはない

 

2人だけで旅行が行けるレベル

 

 

どっちが上なの?

どちらが上とかの取り決めはしてない

 

形式上も、大倉も僕も”代表者”の肩書になっている

 

 

僕的には大倉の方が上という認識を持っている

一度だけ、大倉の家の近くの焼肉屋で、それについて僕が切り出したことがある

 

 

”(僕)一緒に(共同経営を)始める上で、どちらが上か決めたいんだけど、たっくん(大倉)が上でいいよね?”

 

”(大倉)えっ?そんなんどっちでもよくね?”

 

 

安いカルビを食べながら、これが大倉の回答だった

 

たしかにどっちでもいいと思ったので、話はそれで終わった

それ以降もその話をしたことがないし、気にしたこともない

 

むしろ、”どっちが上か”を気にした時点で共同経営はアウトだと思う

 

 

なんで共同経営にしたの?

独立したいタイミングと税理士になるタイミングが、大体同じ時期だったから

 

一応、大倉から一緒にやらないかと正式に言われ、僕は、何の迷いもなくOKの返事をした

 

もともと、そんな感じの話は居酒屋で幾度となくしていたから、当然一緒にやるもんだと思っていた

 

 

ケンカしないのか?

 

ケンカらしきものを一度もしたことがない

 

事業の方針についても言い合いとかしたことがない

細かい内容はさておき、大枠の意見が食い違うこともない

 

 

共同経営をうまくやる秘訣

 

共同経営をうまくやる秘訣はたった2つだけ

 

 

ベクトルだけは合わせる

 

自分の人生的な進みたい方向

その事業の進みたい方向

 

 

つまり、それぞれのベクトルだけは必ず一致させなければならない

 

そして、これは少しのベクトルのズレも許されない

現時点の少しの差が、長い将来を見たときには大きく違う方向を指すからだ

 

 

だから、少しのベクトルの違いが生じた時点で、

・解散する

・どちらかがベクトルを合わせる

ということをしなければ、結局はどこかの段階で共同経営が終わることになる

 

 

折半でっせぇ!!!

 

利益は折半とする

 

僕と大倉の中には、共同経営に関する細かい取り決めは何もない

唯一の取り決めがコレ

ルールはコレだけで十分

 

 

 

ただ、この”利益は折半とする”には1つだけ条件をつけてある

 

 

 

”一切の労働時間や成果には比例しない”

 

 

つまり、

 

どっちが多く働いた

とか

 

どっちが多く売り上げを増やした

とか

 

そんなことは関係ない

 

事業で獲得した利益を単純に折半するというもの

 

 

だから

 

大倉が14時間はたらいて

僕が1時間しか働かなくても

 

2人が獲得する利益分配は同額になる

 

この条件が飲めるかどうかが共同経営のカギになる

 

 

共同経営のメリット

 

本来はメリットとデメリットを伝えればよいが、メリットしか感じてないのでメリットだけを伝える

 

 

一歩踏み出す勇気が出る


1人だと恐怖や不安で行動できないことがある

 

失敗したらどうしよ

 

とか

 

だけど2人いると、不安が÷2になったり、不安自体が解消されたり、逆に”早く行っちゃお”となることもある

 

 

不安な時に確認ができる

 

この方法であっているのか?

自分や会社の方向性は大丈夫か?

うまくやれているか?

 

こういう不安が生じたときに、すぐに自分と同じ立場の人(共同経営者)に確認や相談することができる

 

これによりかなり安心ができる

 

 

とにかく楽しい

 

なんといっても1人でやるよりかは、はるかに楽しい

 

僕としては、1人だったらここまでやれてなかったと本気で思う

(成果的にも楽しさ的にも)

 

・企画があたり売り上げが増加したとき

・企画があたらず反省するとき

・自分の役員報酬を増加させるとき

・酒を飲むとき

・新しい企画の話をするとき

・たまに過去を振り返るとき

・先の話をするとき

 

 

 

 

 

経営者は孤独

 

などという人がいるけど、僕は一度もその経験がない

 

理由は僕には共同経営者がいるから

 

 

あとは、そもそも自分を経営者だと自覚したことがない

 

もちろん、経営者を大きく捉えれば、”その事業のすべての責任を取る人”であるため、たしかにそれには該当するのかもしれないが、、、”経営者とは”については別の機会で話すことにしよう

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